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手紙の基本スタイル〜その2
●後付け●
後付けは、手紙を書いた日付、署名、宛名の3つを書くのが基本とされています。これによって、いつ誰が、誰に対して書いた手紙なのかを明確にすることができます。まず、日付については、「○月○日」と書くのが一般的で、よりあらたまった儀礼的な内容の場合に、「平成○年○月○日」または「(西暦)○年○月○日」と年から書くことになります。また、結婚式の招待状など、慶事に関する手紙では、「○年○月吉日」「○年○月佳日」と、日にちに代えて「吉日」「佳日」を加えるのが通例です。日付を記入する位置ですが、本文のあと、改行し、本文の行頭から2、3字下げて、心持ち小さめの字で書きます。そして、この日付の次に、行をあらためて署名をすることとなりますが、署名の位置は、行の後半部分から書き始め、末尾を本文の行末にそろえるようにして記入します。最後は宛名を書いて、手紙は〆となりますが、この宛名はフルネームで記し、失礼のない敬称を付記するようにします。
宛名を記入する位置は、本文の行頭あたりに合わせて、本文や署名などより、大きめの字で書くようにしましょう。くれぐれも、署名より宛名が小さいということのないよう、注意しなければなりません。
●追伸●
前述の通り、手紙は、前文、主文、末文、後付けの4つで構成され、後付けの宛名で〆とされるのが基本です。ただし、手紙を書き終えたあとに、さらにひと言書き添えたいような場合などは、宛名のあとに、2、3字下げて追伸文を付記することもあります。しかし、追伸は略式なので、目上の方への手紙では失礼にあたることもあり、多用すべきではないといえます。また、友人などの手紙に書く場合でも、3行くらいに収め、本文より小さめの文字で書くなどして、あまり目立たないようにすべきでしょう。
●封筒の表書きと裏書き●
手紙を書き終えたら、封筒の表書きと裏書きです。この部分に誤字・脱字があると、相手方に届かないということも考えられますし、手紙を受け取る側としても、印象はよくありません。なるべく読みやすいよう、字配りにも注意して丁寧に書くようにしましょう。
字を間違えてしまった場合は、修正液で直すのではなく、はじめから書き直すようにすべきです。封筒の種類には、縦長の和封筒と横長の洋封筒がありますが、目上の方への手紙や、あらたまった手紙については縦長の和封筒に縦書きで書くのが正式とされます。また、「重なる」が忌み言葉とされる弔事やお見舞いなどの場合をのぞき、白の二重封筒を使用するのが丁重であるとされます。
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